これは私が小学生の頃体験した話です。

私の母の実家は山の麓にあるのですが、夏休みにその実家へ帰省しました。
自然が大好きだった私は喜んで妹と山で遊んでいました。

あまり遠くへ行ってはいけないと母に言われながらも道無き道を散策していました。
すると洞窟があり、近づいてみると、なんと洞窟の前に小動物の死骸らしきものがいくつも散らばっていました。

急に怖くなった私と妹は、逃げるように今来た道を引き返しました。
家へ帰りそのことを家族に話すと祖父母の顔色が変わり、どこの洞窟か訊かれ大体の道筋を教えました。

それからは大騒ぎで、その洞窟に色んな人が行ったり来たりしてお祓い?のようなものやっていました。

あれはなんだったのでしょう?
当時祖父母に訊いてもよく教えてくれませんでした。

「猿が悪さをする」といったことを言ってたような気がします。