2013年2月頃。

その日は土曜日で惰眠を貪っていたのだが、窓の下でドタバタ激しい音がして目を覚ました。

一階にHP作成の事務所が入っていたのでPC目当ての泥棒かと思ったのだが、その後静かになったのでまた眠る事にした。

2時間ほど寝ていたら、また窓の下が騒がしい。
人が集まっているようだ。

さすがに気になったので、一階に行くと、窓の下にパンツ一丁の男が倒れていた。
隣の住人がトイレで脳溢血になり、助けを求めて階段から落下、水道メーターの蓋に躓き転倒し動かなくなったらしい。

それ以来、深夜に水道メーターの蓋を開閉する金属音が聞こえる。
カチャ、カチャと数回開閉しているようだ。

ある夜、ポテチをかじりながらオカ板を見ていると、また窓の下から蓋の音が聞こえてきた。

気にせずROMっていると、室内でミシッミシッという音がしだした。

半泣きで見渡したその時、ポテチの袋が静かに潰れていくのが見えた。
当然、中身は粉々。

「出て行け!ボケ!ポテチ買って来い!」

パニクって叫んでしまったが、それ以来、蓋の音も聞こえなくなった。