人生で初めて経験した霊体験的なことだけど、大学生の時に夏休みで実家に帰省していたときの事。

眠くなってしまい二階の自室に行くのが面倒で、客間から布団を引っ張り出し、居間で寝ていた。
眠りは深い方なのに夜中三時ぐらいに目がさめたら、枕の近くに置いてあったビーズクッションに何かが乗っていた。

なんだろう・・・と視線を向けたら、全身煙の様な素材の半透明な明らかに狐の様な姿の生き物がクッションに座ってこっちを見ていたのね。

子供の頃からオカルト好きで、怖い話は日常的に読むし、寺社仏閣も大好きだけど、霊体験は一度も無かったので、自分は筋金入りの零感だと思っていたから『遂に見てしまった!』と内心テンションが上がった。


けれど、まじまじと観察しても狐は居なくならないし、じっとこちらを見るばかりで、なんだか怖くなってきて『これは夢だ』と言い聞かせて反対を向いて寝た。

朝目が覚めたら何も居なかった。
それから一度も実家で何も見ていないけど、一応、数年後に知り合った何でも言い当てちゃうレベルの霊感がある人にその話をしたら、居間に霊道的なものがあっていつもそこを通り道にしてる存在が、通り道に寝ている奴がいるから何だろうと見ていたとのこと。
あなたも普段歩いている道にある日突然誰かが寝てたら気になるでしょといわれた。

私がこの家に住む遥か昔からそこに道があって、そこを通っている存在がいるらしい。
そこらじゅうにそういう道があって霊を見ちゃう人もいるけど、大抵は因縁などなく通りすがりで偶然周波数が合って見えちゃって・・・という感じらしい。