遊びに来た会社の先輩に、自分の高校時代の卒業アルバムを見せながら、台所に飲み物を取りに行って部屋に戻ったのな。

その先輩がコーヒーをすすりながら、卒業アルバムの中の人物を指差して、「コイツ亡くなってるな」って言ったのな。

確かにその人物は既に亡くなっているんだ。
高校卒業後、事故で亡くなっているんだ。

先輩は死相と言うか、写真から何かを感じたらしい。
霊感はないらしいけど、死期とか死相だけは感じるものがあるそうだ。

そんな先輩が、今年に入ってから写真撮影を極端に嫌がる時期があり、社内行事でもカメラを向けても逃げるんだ。

歓送迎会、忘年会等の集合写真も入らない。
社内報の記事でも、写真をガンとして断わり、文書だけの紹介で終わっていたそうだ。

そしたら、7月に入って出張から帰ってきたら、その先輩が心筋梗塞で亡くなった事を聞かされ驚いた。

写真を撮るのを断わり続けた理由と死が関係あったのかな。
今となってはわからない。