自分老人ホームに勤めてるんだけど、おばあさん達が怖い。
自分的には洒落にならないほどに。

おばあさん達に見せるととても喜んでくれるのが、子どもの人形。
本物の子どもと同じ大きさで、2~3歳くらいの女の子のね。
それを抱っこしたりあやしたりして本気で可愛がってる。

見てるとよくホラーとかで、女の人が赤ちゃんを抱いてると思ったら実は人形だった!

うわ怖!・・・とかいうのと近い感じに似てるように思う。

認知症だからなぁ・・・とは思ってるんだけど、あれだけ本物の子どものように接してて、しかも古い人形となるとなんか・・・生霊的なものが少なからず入っているような気がする。

昼間見ても怖いのに、夜見たらちょっともう心臓痛い。

あと、夜勤の時が本当にもう・・・。
この前の夜勤の時、利用者さんのオムツ交換し終わったとき。

「ありがとね。おやすみ。」

そう言われてって行こうとした。

「おやすみ。あんた、気ぃ付けなよ。」

「何に?」

聞いたら「あそこにめがねかけた男の人おるやろ?あんたのこと見よるから。」って天井に指さしてさ

「ほれ。じーっと見てるやろ?」

そう言われて涙目んなった。
一応ありがと気を付ける、って言っといた。

あと、自分としゃべってる途中で、私の後ろに向かって「いらっしゃいませ」とか言ったり、「あの人誰かね?手振ってるよ。」とか言って笑いながら手振ったり。

見回りとか一人で非常階段の案内の看板の少ない灯りだけで記録書いたりとかせにゃならんのに、もうガクブルで営業妨害もいいとこなんだけど。

認知症になるとこんな風になっちゃうのかな。

時々思うんだけどさ、自分達の見てる世界と認知症の人達の見てる世界って違うんだと思う。

現在から未来へ生きてる自分達と過去に生きてるおばあさん達。
見えてるものも違うんじゃないかしらね。

あと、人形を人間だと思ってるくらいだもの。
人型=人間だと思ってるんじゃないかな。

ちょっと透けたり浮いてたりしてても。