どこかのまとめサイトで読んだ話。

ある女性の仲良しグループがあって、その内の一人Aが病気で亡くなった。
友人達は悲しみ、Aの親は生前親しかった彼女達にぜひ形見わけをしたい、好きな物を持ち帰ってほしいと部屋に案内した。

Aの持ち物を確認すると彼女達は驚いた。
今まで自分達が不注意でなくしたと思っていた文房具からDVD、小物類等すべてそこにあったからだ。

Aは生前とても優しい美人でとても盗みなどするタイプには見えなかったので、皆「これは何かの間違いでは・・・」と茫然としているとその中の一人Bが叫んだ。

遺品の中から立派な指輪――Bがもらった婚約指輪だった。

Bはグループの皆に見せた後婚約指輪を無くしていてあわや破談寸前だった。
そうこうしている間に一人がAの日記を見つける。

そこには皆が知っていたAとは正反対の嫉妬や呪い、罵倒にあふれていて特に結婚が決まったBへの悪口がひどく「ブスのくせに私より先に結婚するなんて生意気、婚約指輪盗んでやったwざまあw破談決定www」などとある。

すっかり気分が悪くなった友人達は自分の物だけ引き取り母親に「もう二度ときません、理由はこれを読めば分かります」と日記を差出し立ち去った。

後日A両親から謝罪がきたけど許す気にはならなかった・・・みたいな内容だった。

あとで別の人が「嫉妬心をこじらせた呪いが我が身に降り掛かって早死にしたのでは?」と指摘していたけど、自業自得で言いきれないもやもやが残った