江東マンション神隠し殺人事件。

事件前日までの動き。
現場の江東区のマンションに加害者男性が引っ越してきたのは2008年2月9日。
9階の一番南側の部屋である918号室に入居した。

被害者女性とその姉は2008年3月1日に、加害者男性が住む部屋の二部屋隣の916号室に引っ越しをした。
該当マンションは監視カメラやオートロックなど防犯設備が多く設置されている物件で、被害者女性らがこの物件に決めた理由の一つでもあった。

加害者男性は、被害者女性に狙いを定めたのは事件のおよそ1週間前と供述している。

拉致・殺害
2008年4月18日夜、加害者男は性奴隷獲得目的で被害者女性の帰宅を待ち伏せし、帰宅直後を狙い被害者女性宅へ侵入。

被害者女性に騒がれたため頭部を殴打し拉致、自室へ連れ帰り、縛って部屋に寝かせておいた。
まもなく、被害者女性と同居していた姉が帰宅し、室内の異変に気付いて警察へ被害届を提出した。

早くも警察の捜査が始まったことを知った加害者男は、事件の発覚を恐れ、被害者女性の首に包丁を刺し殺害した。

解体・隠蔽
殺害後、加害者男は被害者女性の遺体を包丁2本とのこぎりでバラバラに切断し、冷蔵庫やベッドの下、段ボール箱などに隠した。

腕、足から包丁を使って肉をはぎとり、まな板で切り刻んで水洗トイレから下水管に流した。
後の骨はノコギリで細かく切り、冷蔵庫に隠した。

その後、胴体を解体し、腹や胸から肉をはぎ取り、臓器を取り出し、これをまな板の上で切り刻んだ上、水洗トイレから下水道管に流した。
解体後に残った骨は冷蔵庫に隠した。

その後、遺体の頭から髪の毛を切り、頭皮を耳や鼻、唇ごとはぎとり、眼球をえぐり出し、それらを切り刻んで水洗トイレに流した。

さらに頭蓋骨(ずがいこつ)をノコギリで切って、脳を取り出し、下水道に流した。
頭蓋骨は数個に切って、冷蔵庫に隠した。

翌日、警察がマンション全室に行った任意の家宅捜索の際には、事件とは無関係な段ボール箱を捜査員に見せて中身を確認させた上、警察が中身を詳しく調べないだろうと考え、遺体の一部が入っていた段ボール箱をあえて自ら示し、中身確認を促すなど巧妙かつ大胆に振る舞った。

結局、遺体が入った段ボール箱は見逃すこととなる。

加害者男は被害者女性の遺体を細かく切断してトイレに流したり、出勤時にゴミ捨て場に捨てるなどして、同年5月1日までに遺体の全てを処理した。