数年前どうしようも無くなって自殺しようと思っていたときの話。
レベル足りずに細切れでスマン。

なるべく苦しくない方法で死にたかったから色々模索していたんだけど、第一候補だった睡眠薬も市販の物じゃ到底死ねないらしい。
かと言って当時未成年だった俺がわざわざ病院に行ってもらうのも無理そうだし、仮に出来たとしても医者を騙せるような自信は無かった。

という訳でオーソドックスに飛び降りか首吊りかなーという結論に至る。
でも首吊りって苦しそうだし、事後処理が大変だけどやっぱり飛び降りが楽かなって思うようになった。

落ちていく途中で気絶するって言うし、仮に気絶出来なくてもコンクリートなりアスファルトなりに頭が接触しちゃえば痛みを感じる暇も無く死ねると思ったんだ。

で、それからは毎日何処から飛び降りるか、いつ飛び降りるかを考えて生きていた。
いつでも死ねる、逃げられると思うと皮肉な事に気持ちも大分楽になった。

でもある日やたらと怖い夢を見たんだ。
怖い者に追いかけられるっていうありがちな夢なんだけど、ありがちな設定通り夢の中では手足が上手く動かない。
走っても走っても前に進まず怖い物はどんどん近づいてくる。

それでも必死に逃げてたんだけど、暫くして気がついたんだ。
こんなに怖い辛い思いをするくらいなら死んだ方がマシだって、死ぬのは一瞬なんだから痛くも怖くも辛くも無いんだって。

それで逃げるのを止めて丁度お誂え向きの深そうな穴があったから飛び込んだんだ。

でもその瞬間から聞こえる音が、落下時なら凄いスピードで流れていく筈の景色全てがゆっくりになった。

人間ってピンチになると五感処理のスピードが速くなるって聞いた事があったし、ヤバいと思った。
このままじゃゆっくり地面に叩きつけられてゆっくり自分の頭蓋骨とか首の骨とかが折れる痛みを感じながら死ぬんだって。

で、体感速度普通に戻れ速く落ちろ!って念じながらガクガクしてたら耳元にボソッと低い声で「楽に死ねると思うなよ」って。

汗びっしょりで目が覚めた。

たかが夢の話だし微妙かもだが、俺の一番怖かった体験。