あれは僕が小3のころでした。

そのときの僕の席は窓側でした。
そしてある日の授業中・・・僕の前の席に座っていたあつし君がふと窓から外を見た途端、「飛行機が墜落する!」と言った。

僕も窓から外を見てみると、緑色の軍の輸送機のようなものが小学校の近くにある小さな山に向かって飛んできたんです。

「ホントだ!」

僕が叫ぶと、クラスの全員が窓側に駆け寄り、外を見ました。
もちろん先生も。

そして飛行機が山の陰に隠れるほど高度を下げ、あ~墜落する!と思い、僕は大きな揺れや爆音に備えて、手で耳をふさぎました。

・・・しかし何も起こりませんでした。
飛行機が消えてしまったのです。

「何だったんだろうね。」

そう言いながらみんなは席に戻りました。
先生も首をかしげていました。

あの時確かにクラス全員でその飛行機を見ました。
今でも不思議でしょうがないです。