友人の話。

元々色黒な方だったけど、あるときから友人の顔色が悪くなった。
目の下にクマもできてなんとなくげっそりした感じ。
受験生だったし、そのストレスかなー??と思っていたら、後日そのわけを話してくれた。

友人が住んでいたのはここ15年ほどの間に山を切り拓いてできた新しめの団地だったんだけど、家にいると昼夜問わず、ときどき男性の騒ぐような声が聞こえてくるようになったらしい。

家族にも聞こえていたらしく、しばらくは近所の爺さんの声とかテレビの音かと思っていたが、どうもそんな気配もない。(というのも上の家は空き家)

部屋で勉強しているとポルターガイストと言うか、棚や物が不自然に鳴ったりするようにもなったとか。

挙げ句の果てには朝起きると自分が奇妙な格好になっている、というのが二週間ほど続いた。(右腕が背中を掻くときのような状態で曲げられ、しかもその腕を下にした横向き状態。だから完全に痺れて感覚がない)

受験期でストレスMAXだった友人は我慢ができなくなってブチ切れ。
休みの日に部屋の模様替えついでに徹底的に掃除をした。

そしたら家中あちこちで聞こえていた声もポルターガイストもすっかり止み、おかしな寝相も直ったらしい。

当時は霊的なことよりも友人の謎の寝相にほんのりした。