大分前の夏、プチ旅行で東尋坊に連れて行かれたことあるんだ。
しかも夜中。
よくサスペンスとかで映る崖ではなくて下の島の方。
ほんっとうに嫌だった・・・。

橋を渡り、鳥居をくぐり、祠?の前で後一歩でも進んだらぶっ倒れるって思ったから、本当に無理って無理矢理引き返した。

それからしばらくずっと具合悪かった。
飲み食い出来ないから、げっそりして、周りにも大丈夫?って聞かれたり。
夏バテ知らずだったのに、ついに夏バテか?って思ってたけど、それから初対面の人に、いきなり、「君短命だね。旅行先で取り憑かれてるね」といきなり言われた。
まさかね・・・と思いながら信じなかった。

それから二週間後位にまた初対面の人に、「長生き出来ないよ。赤い鳥居と祠が見える」って言われた瞬間、あー東尋坊だって思った・・・。

言われた2人目の人が霊能者の息子。
その人も除霊出来るって言われたからお願いした。

時間出来たら連絡するねと言われ待ってた。

更に体調悪くなって行った。
何か脳が何者かの意識で覆い尽くされるかのような感じで、段々思考能力がなくなってきたんだ。

それからその人から3日連続電話きたけどなんとなく電話出れなくて、4日目に出たら、第一声「良かった。生きてた」って言われた。

その人曰く、俺が人の死の夢見たら200%その人1週間以内に死ぬからって。

えっ?最高でも後3日?となくなりかけの思考能力でパニクってた。
ちなみにどんな死に様の夢?と聞くと、車と車に挟まれて、ぎゃーっと断末魔をあげながら、ボンネットの上に飛び散った臓物をお腹の中にかき集めて戻そうとしてる夢だと。

うわー悲惨な死に方って思いつつ、ん?近い夢数ヶ月前に見たなと思い出し聞いた。

タクシー乗ってどこか下に落ちてしまい、タクシーの人がお腹のとこで真っ二つに切断される夢。

聞くと、「そんな殺し方するぞって霊からの警告かもね」と言われ、次の日に除霊の約束を取り付けた。

次の日その人の最寄り駅で待ち合わせしたら、この前よりヤバイとその人嘔吐。
ちゃんと視てもらうと、生き霊1体、死霊4体、動物の集合体、人形2体となんやかんやくっついてたみたい。

口の中から蛇のシタっぽいのがちょろちょろ出てた感覚は動物の集合体のやつかぁと思いながら、脳の中に浮かんだ着物の袂と手の先に三味線かなんか持ってるのも聞いたら、それ人形と言われた。

「青い着物着た人形で、三味線じゃなく枇杷だよと。実家にない?」って聞かれた。
わからないと言うと、もう1体は派手な着物着て、鞠を持ってると。

あ!その人形はある!
確かに生きてる感じはしてた。

小さな頃熱あると思い込み、その人形にはシップ貼ったりしてたから覚えていた。

その人形達は、私と一緒に年とってるから同い年らしい。
何か生きてるのが不思議な位の状態だったらしく、今まで手がけた中で、1位2位を争う位のひどさだったらしいや。

除霊終わった後、「守護霊いる?って聞いたら、いるよ。菩薩みたいな顔したおばぁちゃん」って。相当弱ってるけどって。

「守護霊いない人いるの?」

「いるよ、10人に1人位の割合で」

「いる人といない人の差は?」

そう聞きたら、護りたくない位心が悪の人間だよって言われた。

それからじょじょに体調も回復し、近所のBARで飲める位になって飲み行ってこんなことあったんだーってBARの店長に話ししたんだ。

店長がその話本当だよって。あれ?霊感あるんだって言うと、俺は全くないけどと店長が話はじめた。

俺若い頃ホストやってたんだけど、ホストクラブに新規のお客様で霊能者の女の人来店したらしく、1人の従業員を指差し、あの子には悪霊が取り憑いていますと緊急除霊が始まったらしく、みんな引いてる中の除霊中、その従業員は後ろにひっくり返りみんな驚いたって。

除霊が終わると守護霊がいないので、守護霊を降ろします、とまたなんか始まり、宙に向かい、何で?何が嫌なの?って話をしていたみたいだけど、霊が嫌がり結局降りなかったみたい。

それからしばらくしてその従業員はお店のお金を持ち逃げしたらしく、悪い人だったという話。

守護霊に逃げられないようにしないとと何か考え方変わりました。
もう何があってもヤバイ場所には2度と行かないと思った話でした。