数年前、某観光地で気まぐれに占い師に視てもらったことがあるんだけど、その時「君の内部には燃え盛る激しい炎がある。それを吐き出して鎮めていかないと、いずれ炎に焼き尽くされて君自身が壊れてしまうよ」って言われたことがあった

その頃まだ新婚で仕事や結婚生活などの平凡な未来について聞くつもりだったから、占い師の言葉にものすごくびっくりして、えーなにそれ意味わかんないよ!って感じだった。

だけどあれから数年経って、ふと興味を持って母方の先祖について調べていくと、母の実家の裏山には何百年も前から祀られている古い祠があり、しかも、その神様は火にまつわる荒神だったらしい、ということが分かった。

再び某観光地を訪れてみたけど、その占い師さんはもう廃業してどこかへ引っ越してしまったらしく会えなかった。

ご先祖のこととか、火の荒神様についてとか、もっと色々と聞いてみたかったよ。