怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

2016年06月

坪野鉱泉

学生時代に地元で有名な坪野鉱泉という心霊スポットへ行こういうことになって、男女四人で行くことになりました。

坪野鉱泉は、昔旅館だった場所で富山県魚津市の山奥にあるんですが、オーナーが自殺したとか、女性二人が行方不明になったことから「神隠しホテル」とも呼ばれているなど、色んな噂があるところです。

私達は、面白半分で坪野鉱泉へ車で向かいました。
着くと、そこは夏だというのに肌寒くジャケットを羽織るくらいでした。

建物は昔の面影はなく、壁にカラースプレーで落書きされていたり、周辺は伸び放題の草で囲まれていました。
そこを、私達は掻き分けて旅館の入り口へと進みました。

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去年のことなんだけど、友人と震災後の石巻に行ったんだ。
何時間かタクシーを借りて震災後の石巻を巡ってもらうっていうので、私は今は特に感じないんだけど、幼い時は色々なものを”見る”子だったのであまり気が進まなかったんだけどね。

で、実際私が何か不思議な体験をしたというわけじゃないんだけど、運転手さんに聞いた不思議な話。

生徒のほとんどが亡くなってしまった小学校を見せてもらったんだけど、周りがほとんど津波流されて何もなくなった地帯が続いていたのに、明らかに周辺より一段低い土地にもかかわらず丸ごと綺麗に何の被害も受けてない集落があってびっくりした。

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札幌で大学生をしていた時の話。
夏休みに友人たちと集まっていたとき、ふと肝試しに行かないかという話になりました。

北海道の札幌と小樽の間に銭函っていう街があるんですが、その辺りの道路脇に廃屋があり、そこが心霊スポットだと聞いた私達は男4人で車に乗りあわせ行ってみることに。

その廃屋は裏が森になっており、そのせいでとても不気味に見えるのだそうだと。

しかし到着したのが午後4時頃で日も高く、肝心の廃屋も至極小さい民家な上に、穴だらけで真夏の晴天の日差しがタップリと入り込み、全く怖くありません。

ガッカリしながら裏口の様なところから出ると、友人の一人(Mとします)が森の方を見ながら愛想笑い?の様な表情を浮かべ会釈しているのです。
森の方を見ましたが何もありません。

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12年前、100円のアーケードゲームが主流の中で、10円でゲームができる駄菓子屋があった。
駄菓子屋の店主のおばあさんは、無口な人だった。

私は、おばあさんのことがあまり好きではなかったが、その駄菓子屋に毎日通った。
おばあさんは、いつも少し離れたテーブルでタバコを吹かしながら、ゲームをしている子供達を見ていた。

そのおばあさんが、駄菓子屋のすぐ近くで車に轢かれた。
即死だったと。
おばあさんは独り身だったので、葬式もなく、そして駄菓子屋はつぶされることになった。

それから数日ほど経って、小学校内では噂が流れた。
空き家の駄菓子屋で、おばあさんの幽霊が出るという。
様子が気になった私は、駄菓子屋の窓から中の様子をみてみることにした。

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長野のおじろくの話とかと、似たような制度が実家の実家?にあった。

昔、祖父に連れられて何度か曾祖母の実家に行ったことがあった。
祖父の家自体が田舎って感じのところだったが、曾祖母の実家は更に山間の村。
ただ家はめちゃくちゃ立派で、いつも人が大勢いた。
子供もいっぱいいたから糞田舎でも楽しく遊べた。

その中にはなんか頭のおかしい人がいて、俺は親戚の子らとそいつをシロって呼んでた。
後から聞いたらホントに「しろう」って名前だったらしい。
でその男も俺らの親戚らしいが、何故か使用人のような扱い。

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