怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

2018年04月

俺に父はいない。
俺と双子の妹が生まれるずっと前に癌にかかり、俺たち兄妹が生まれて暫くしてから亡くなったらしい。

俺たち兄妹も小学生になったある日。
学校から帰ってのんびりしているときに隣家で火事、あっという間に俺たちの家にも火は燃え移った。

母は仕事でいなかった。
妹の手をとり部屋から脱出しようしたが、ドアノブが火の熱によって溶かされ出れそうにない。(このとき俺は右手を火傷した)

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Yが中学生の時、友人たち数人と肝試しに行こうということになったらしい。

Yが住んでいた地域にはちょっとした丘があり、そこは深夜になると街灯もほとんどなく、雰囲気も完璧だった。

その丘の頂上付近はグラウンドで、点々とある街灯が不気味だった。
友人たちで盛り上がりながらグランドに着くと街灯の明かりがちょうど届かなくなったあたりに人影のようなものが見えた。

Yは少し不気味になったが、悪ガキだった友人たちはその人影に向かって叫び始めた。
すると友人の一人Iが小刻みに震え始めた。


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彼とは気が合うわけではなかったが、なぜか一緒に山へ行く機会が多かった。
互いに、何となく付き合いづらい奴だと思いながら、俺は彼の技術に何度も助けられ、彼は俺の身軽さに引っ張られて山をうろついていた。

同じテントの中、ほとんど黙り込んでいた。
沈黙が心地良い相手ではなかったが、無理に会話しても、かえって気詰まりになる。
おそらく、一番実のある会話は、「明日は何時起き?」「4時くらいでいいべ」そんなところだ。

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親父の墓参りを済ませて、自分のアパートに帰ってきたのは夜の八時ごろだった。
玄関を開けると、テレビが点けっぱなしになっているのが音と光で分かった。
しまったな、と思いながら電気を点け、テレビを消す。

部屋が無音になった途端、背後に嫌な気配がし始めた。産毛をかすかに触れていくような意地の悪い感触だった。

ゆっくり振り返ると、部屋の隅に、壁に向かって立っている男がいた。
何をするでもなく、ただ壁に向かって立ち尽くしている。
後ろ髪は肩よりも長く垂れ、身につけているのは小汚いタンクトップとトランクスだけだった。

部屋から出なければ。

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うちは零細自営なのですが、9月に入ってから売り上げが低調な日々が続いていました。

子供をプールに送った帰り、立ち寄った公園のトイレがどうにも魅惑的に見えてしまい、つまり・・・とても吊り易そうなトイレだ、と。

それから毎日死ぬことしか考えられなくなり、このままの売り上げが続いたら、自分が死んで保険金で精算しよう、と。
そうすれば子供にも楽をさせてやれるし、家も守れるし、いいことずくめじゃないのか?と。

むしろこの状況で死なない方がどうかしているし、親として子供を守るには先ず吊って、その保険金を残すことが人の道じゃなかろうか、とか。
そんなことばかり考えていました。

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