怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

カテゴリ: 心霊・幽霊系

私の叔母が大型ショッピングモールで清掃のパートをしてた時の話。

当時オープンから一年ほど経ってはいたものの建物も設備もまだまだ綺麗で、田舎の割に繁盛していた。
しかし、そこに勤める従業員の間で不穏な噂が流れ出した。
それは、二階のトイレに女の幽霊が出るというものだった。

話としてはありがちだが、記述の通り建物も新しく、元々はただの田畑で曰く付きの土地でもない。
叔母が初めてその噂を耳にした時は、学校の怪談とか都市伝説くらいの感覚だったらしい。

しかし、その噂が出るのと時を同じくして、従業員の怪我や病気が増えていった。
とはいえ何百人もの人が働いていれば多少の偶然はあるだろう。
だか不思議な事に、怪我や病気になった従業員の大半は二階フロアで働く人ばかりだった。
そこのショッピングモールは防犯も兼ねて、お客と従業員が同じトイレを利用することになっている。
つまり件のトイレを普段から利用していると思われる人ばかりに何らかの影響が出ていたのだ。
それは清掃パートも同じで、二階トイレ担当になった人は体調不良で次々と辞めていくようになった。

そのうち清掃パートの間でも、あそこのトイレだけは嫌だという声が続出し、仕方なく一部のパートと本部社員が当番で担当するようになった。

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※このお話には「おばけなんてないさ(前編)」の続きです。

上京の時のようには、大学生活は上手くいかなかった。
まず、一番問題になったのが、実家の熟練中居の息子さんと同期入学だったこと。
自分もうちで働くつもりでいたらしくてさ。
本人、悪気はないんだろけど、学内で僕を「坊ちゃん」なんていうもんだから、ばればれ。
噂が広まってくと、そこから色々崩れてった。

一番空気悪くなったのが部内。
燃え尽きてないままに里帰りしたから、当然部活は軽音楽部に入ってた。
ロックが音楽の中で最高峰。
生き様もロックが最高っていう割に、ビジュアル系な三年、四年のバンドがいたんだ。
これに目をつけられちゃってね・・・。

何かというと、「苦労も知らずに音楽やってるやつはカスだ」みたいな扱い。
貧しさから音楽性は育つとか言う・・・。

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※このお話には「おばけなんてないさ(後編)」があります。

長い話になるよ。
まとめようと思っても、なんか言い足りないくらいでさ。

頭良くなくて、デブなやつがいたとするでしょ。
そいつがもし、小学生で大人が驚くほど歌が上手だったらどう育つと思う?

一つの例だけど。
僕の場合、歌を拠り所にして、歌に人生賭けたいと思うほどの大人に育った。
高卒で母と取引をして上京、上京に反対してる伯父を母にとめてもらって、実家の支援なしで突っ走ったよ。
高校時代からバイトして溜めた、三十万ぽっち握りしめてね。
不動産屋で実家に連絡とられると、伯父が出たら連れ戻したいなんて言われたりして。

それでもどうにか、事情を説明して母と連絡とってもらってさ。
で、実家の支援が受けられないから、どんな問題があってもいいから、安い部屋をって頼み込んで。
カプセルホテルで三週間くらい過ごして、ようやく見つけたのが、すさまじいアパートだった。

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その日は仕事帰りに、自宅近くのショッピングモールに買い物のために寄りました。
時刻は20時過ぎだったと思います。

そのショッピングモールは、地方の商業施設なのですが、普段着などのちょっとした買い物にはとても便利なので私はちょくちょく利用していました。
建物は6階建てで、5階と6階が駐車場、商業施設は地下1階から地上4階までの5フロアです。
そして地下1階は現在改装中で立ち入り禁止となっていました。

モールは21時に完全閉店なので、20時半くらいだったその頃はフロアのほとんどの店が閉店準備をしていて、緑色のネットがかけられていました。

私は4階で買い物を済ませたあと、店の人にも悪いし急いで帰ろうと、フロアの端にあるエレベーターへと向かいました。(エスカレーターは既に止められていました。)

エレベーターに乗り込むと、私は1階のボタンを押しました。
そのエレベーターには何度か乗ったことがあるのですが、窓がなくて息苦しいし、照明は暗いし、動きは遅い・・・音は大きい・・・後ろについている鏡がやたらと大きい・・・そんな感じであまり居心地のいいものではありませんでした。

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※このお話は「地下の丸穴(前編)」の続きです。

そして階段を降りる足音が聞こえてきました。
限界でした・・・。
階段を降りきるまで15秒とかからないでしょう。
私はBの腕をギュッと掴みました。

階段を降りる足音が中間地点くらいになった時、Bは「うわぁぁぁ~」と情けない悲鳴をあげながら私の手を振り払い、部屋の奥に走り出しました。

その時です。
Bがあの丸い輪をピョンとジャンプした瞬間、一瞬でBの姿がなくなったのです。
私はただただ唖然としました・・・。

フラフープ状の丸い輪の向こう側に飛び越えるはずなのに、Bが忽然と姿を消してしまった事に、恐怖よりも放心状態になりました。
私は扉から少し離れ、扉とフラフープの間に立っていました。

謝ろう!と思いました。

「すみません。勝手に入ってしまいました。本当にすみません」と、そう言おうと思いました。

扉がゆっくり開きました。
開いた扉の隙間から、わざとらしく、ひょいっと顔だけが現れました。

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