怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

カテゴリ: 不思議系

先輩の話。

沢に沿って歩いている時のこと。
前方より小さな、雑音交じりの声が聞こえてきた。
さては、釣り人がラジオでも聞いているのかな?
そう思いながら藪を漕いでいると、やがて開けた場所に出た。

沢に向かって突き出した岩の先端、誰かが釣竿を持って座っていた。
麦藁帽子を目深に被り、地味なジャケットを羽織っている。
腰掛けている横で、古びたラジオがノイズ混じりの歌謡曲を流していた。
少し離れた場所に握り飯が三個置かれている。
一つは齧りかけだ。

「釣れますか?」

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友人の話。

彼の育った山村には、一風変わった神社があった。
一見ごく小さな普通の社なのだが、おかしな言い伝えがあるのだと。

「御犬様が境内を散策される時、側に近よってはならない」

御犬様が一体どんな犬であるのかは、伝えられてはいないそうだが。

彼は小学生に入ったばかりの頃に、御犬様を見たことがあるという。
その日、いつものように社に遊びに行くと、大きな黒い犬が地面を嗅ぎ回っているのが遠目に見えた。

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時間の歪みかは分からないし、普通の事かもしれないけど・・・。

もう昔の話で、オレが幼稚園の頃。
その日は結構大きい台風が、上陸するって話だった。

その頃はまだ小さかったし部屋もなかったので、いつも両親と、オレと、弟で同じ部屋に寝てました。

寝る頃は外は風が吹き荒れて、雨も凄くて窓割れそうで怖いなぁとか思いながら眠りについた。

夜中何時かは分からないけど、両親がオレと弟を起こした。

両親:「台風の目にちょうど入ったよ。外見てみて。」

そう言うから外を眺めた。

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数年前の九月の事でした。

当時、大学のゼミ合宿でとある県のある山荘に泊っていたのです。
合宿と言っても、ゼミの人数は片手で数えるほどしかいなく、非常に寂しいものでした。

山荘の周りには結構廃墟とかもあって、夕食後にこっそり行ってみないかと高校時代からの付き合いのある友人に誘われましたが、私は合宿中毎晩激しい睡魔に襲われ、日付の変わらないうちに寝てしまっていました。

そんなこんなで最終日。
総括のような事をだらだらと教授が語り、昼前に解散。
駅までは送るがそのあとは自由ということになりました。
そこで私は友人にちょっとした寄り道の提案をされたのです。

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だいぶ前に聞いた話。

ある新人社員が一人で深夜残業をしていた。
次の日、仕事していた書類、その他がそのまま放置された状態で彼の姿が無かった。
彼は独身で、両親もなく、身内といえば兄弟のみだったが、それほど仲が良くなかったのか、兄弟はこの件を会社に任せた。

会社は、仕事が終らなくてノイローゼか何かで失踪したのでは?と思ったが、もしもの事を考えて警察に失踪届けを出した。

警察も状況を見て失踪ではないかと思ったが、家に帰った形跡も銀行からお金を引き出した形跡もなかった。

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