怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

カテゴリ: 動物・怨念・呪い系

私の住む集落には、六地蔵がある。

しかしどう見ても、地蔵は5つしかない。

小学校二年生の頃だ。
学校の帰りに、六地蔵の前を通った。
この六地蔵、ずいぶん古いもので、だいぶ風化してしまっている。
かろうじて地蔵なのはわかるが、人相は判別出来ない。
どれも苔むしていて、地蔵の1つに至っては大きくひび割れていた。
真っ赤な前掛けだけは、毎年新しくされていて、それがとにかくよく目立つ地蔵だった。

いつもは1人で帰る私だが、その日はなにか理由があって、隣の集落の同級生たちが一緒だった。

「なんか、こわいお地蔵さんだね」
「古いからね」

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私の姉は首吊り紐に付きまとわれている。

いつか、首を吊りそうな気がしてならない。

今も続いている話だ。

私の姉は子供のころに主不在の首吊り紐を見つけて以来、ずっと首吊り紐に付きまとわれている。
最初にそれを見つけたのは、姉が小学校五年生の時だった。

学校にあった、懸垂用の背の高い鉄棒にロープが結んであったのだ。
それは厳重に鉄棒に結びつけられていて、だらんと垂れた先が、人の頭が通りそうな大きさのわっかになっていた。

誰の目にも首吊り用の紐に見えた。
気味悪がった姉は先生を呼び、首吊り紐は先生によって撤去された。
学校は悪質なイタズラとして、全校集会で注意を促した。

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子供のころ、実家近くを縄張りにした野良猫がいた。

そいつは近所で有名な化け猫だった。

そいつは見事なアカトラのオス猫だった。
いつも不機嫌そうな顔で長い尻尾をぶんぶんさせながら集落を練り歩く、貫禄たっぷりな猫だった。

この猫は私が生まれる前から、集落に居着いていた。

もともとは集落に住んでいたお婆さんの飼い猫だったという。
お婆さんが亡くなってからは野良猫ライフを謳歌しつつ、時々人にすり寄ってきたりもして上手く集落に溶け込んでいた。

この猫には、いろいろと不思議な逸話があった。

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Oさんは俺より一回り年上の42歳、一昨年の6月に俺のいた部署に入ってきた。
前職は大手の住宅メーカーでバリバリのスーバー営業マンだったが、前の年に脳の髄液が漏れる病気にかかり入院。
復帰後は内勤に移動になったが合わなくて退職。
うちの社長の地元の後輩だったので俺のいた会社にスカウトした。

Oさん、暴走族上がりで元DQN。
見た目もかなり柄が悪く態度も横柄だった。
初日にさっそく揉めて社長の前でガッツリとヤキ入れてやった。(恥ずかしい話、俺も元は武闘派のDQN)

しかし、さすが一回り年上の大人。
翌日には和解。
俺も謝った。

それからは俺が仕事教えなきゃいけないので、毎日一緒に2人で客先を回りする事となった。

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とある山深い集落で聞いた話。

そこは、緩やかな谷に沿っていくつかの家が点在する、小さな集落だった。
谷底には小さいが清流が流れ、春には優しい緑が芽吹く、穏やかで美しい谷だった。

しかしながらこの谷は、集落やその周辺の住民たちから、「蛇谷」という、なんとも不穏な名前で呼ばれていた。

昔々、この谷は鬱蒼とした木々に覆われた陰気な場所だった。
谷には大蛇が棲んでおり、時折人里に出ては家畜を喰っていた。
大蛇は胴回りが大人の男で一抱え程、長さは十メートル程もあったというから、移動するだけで田畑を潰し、人々は困り果てていた。

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