それは見るからに古く、木製の大きな三面鏡だった。
部屋が微妙に傾いているのか、「ギギ・・ギ・」と少しずつ開くのだ。
何回か閉めたのだが、すぐに「ギギ・・」と開く。

妙にその音が気になるから全開にしておこう。と言うことで、全開にした。
開いてみると、鏡面の端部が真っ黒なシミが付いていて、かなりの年代物だなぁと感じた。続きを読む