怖い話・恐怖体験談を集めてみた

怖い話、恐怖体験、不思議な体験などをネット上から集めてジャンル別にまとめたサイトです。

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心霊・幽霊系

※このお話には『雨の日が悲しい(その2)』があります。

雨の日って憂鬱になるよね。

皆は雨の日ってどうやって過ごすかなぁ?お仕事がお休みだったりしたら・・・。
読書したり、ティータイムをゆっくりしたり、趣味をしたり、映画を見たり、ぼーっと外を眺めてみたり、あえて出かけてみたり?

私?私はね、雨の日にやることは絶対に決まっているの。
お家のお掃除をすることなんだ。
何年か前からの私の雨の日の過ごし方。

ふふふ。
雨の日のお掃除はオススメだよ。
埃がたたないからね。

あ、ごめん関係ない話しちゃった。

えーとね、そう!
雨の日のお話をするね。

かなり前に一人で、少し地方の村へ行った時のこと。
友達から時間があったら是非にと言われて行ったんだよ。
「とても綺麗な景色だから写真とったらいいよ」と。

その村は大きな川が近くにあって、とってものどかで綺麗なの!
観光地ではないから静かな所なんだけど、お祭りの時なんかとっても人で賑わうらしいし、伝統の花飾りを投げる儀式とかもしている歴史ある所なんだってそこの人に聞いた。

村に住む一人暮らしのおばさんのお宅に泊めてもらってね、川魚の伝統料理とか、名産の野菜とか振舞ってもらってとっても楽しかったのよ。
村の人も凄く良くしてくれてねぇ。
景色の綺麗な所教えてくれたり、魚の釣り方教えてくれたり、工芸品見せてくれたりね。
最高に楽しかったの。

ただ・・・。
ただ一つ気になったことが・・・。

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※長文です。

昭和初期の話。

ある地方の山村に一人の少年が住んでいた。
歳は十一才。
お父さんは戦争に狩り出され、お母さんと二人暮らし。
もともと内気で人見知りしがちだった少年は友達がいない。
山の中、一人で遊ぶのが日課だった。

勝手知ったる山の中。
たとえ暗くても怖くなんかない。
けど、一ヶ所だけ近寄れない場所がある。
山の林道から少しはなれた位置にある社。
鳥居も社殿もボロボロに朽ち果てて、お参りに来る人もいない。
その社の裏手に、少年の恐れているものがある。

井戸。

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※長文です。

私の故郷に伝わっていた『禁后(パンドラ)』というものにまつわる話です。
どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では『パンドラ』と呼ばれていました。

私が生まれ育った町は静かでのどかな田舎町でした。
目立った遊び場などもない寂れた町だったのですが、一つだけとても目を引くものがありました。
それは町の外れ、田んぼが延々と続く道にぽつんと建っている、一軒の空き家です。
長らく誰も住んでいなかったようでかなりボロく、古くさい田舎町の中でも一際古さを感じさせるような家でした。
それだけなら単なる古い空き家・・・で終わりなのですが、目を引く理由がありました。

一つは、両親など町の大人達の過剰な反応。
その空き家の話をしようとするだけで厳しく叱られ、時にはひっぱたかれてまで怒られることもあったぐらいです。
どの家の子供も同じで、私もそうでした。

もう一つは、その空き家にはなぜか玄関が無かったということ。
窓やガラス戸はあったのですが、出入口となる玄関が無かったのです。

以前に誰かが住んでいたとしたら、どうやって出入りしていたのか?
わざわざ窓やガラス戸から出入りしてたのか?

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※長文です。

俺の実家、岩手県のとある地方なんだけどさ、毎年帰省するんだけどね。
よく田舎って「本家」みたいなのがあるのは分かるかな?

その一族の本家っていうかさ、要は親戚縁者を統括する家みたいなの。
血筋の出所って言えば適切かな。
まぁそういうのがあるんだわ。

その本家はね、三百年くらい歴史があるその土地の権力血筋だったんだ。
あまり詳しくは書けないけど、立派な造りなんだよ。
ボロっちいけどね。

その本家で俺がまだ当時小学生だった時、夏だったかな、大人達が囲炉裏のあったっていう(今はない)部屋で、何かゴソゴソ話してるの。

大人達っていうのは親戚のオサーンとか、俺のじいちゃんとか、そこら辺の親戚の人間ね。
田舎はコミューンが小さいから、結構血が繋がってるんだ。

もちろん俺と従兄弟(いとこ)は気になっちゃって、こっそり盗み聞きしようとしたんだ。

大人達:「・・・どうすん・・・部屋・・・」

大人達:「空いて・・・近づくしかね・・・閉め・・・」

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※長文です。

これから話すことは、私が体験した出来事です。
もう30数年以上も前の、私が小学生だった頃のこと。
祖父の家に遊びに行った時の出来事だった。
寒くて凍てつきそうなこの季節になると、昨日の事の様に記憶が鮮明に蘇る。

学校が夏休みや冬休みになると、私は父親の実家でもある祖父の家に、毎年のように長期で預けら、ひと夏・ひと冬を祖父と必ず過ごしていた。
あの年の冬も、祖父は相変わらず太陽の様な愛情に満ち溢れた優しい笑顔で私を迎えてくれた。

祖:「よう来たなK(私の名前)。少し大きくなったか?」

私はたまらず祖父に抱き着き、いつもの様に風呂も寝る時も一緒に過ごした。

祖母は随分前に他界しており、祖父は一人、小さな家で暮らしている。
祖父もきっと、私が訪れるのを毎回とても楽しみにしていたに違いない。
祖父の家は、東北地方の山間に位置する集落にある。

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