むかし秩父の荒川上流ダム群のあたりに、『イツザミ』という村八分にされた3戸ほどの集落があった。

その人達の間では法律によって禁止される昭和初期まで風葬が行われていた。
遺体を風葬する洞窟には鵺というのが棲みついており、死体の肉をキレイに食べて骨だけにしていると言い伝えがあるそうだ。
そしてその骨を洗骨し壷に入れて洞窟に納めるが風習だったらしい。

日本が高度成長期に入る頃、父が住んでいる地元で戦時中に使われていた近くの防空壕から、気味の悪い奇声が聞こえてくると噂が広まった。

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